| ヨーロッパ旅行記！？ １日目 今更７年も前の思い出話をしても・・と思うのですが。まぁ お暇なら読んでください。 友人Kが、ロンドンで勤務することになり、その誘いを受けて「ロンドンに行ってみよう！」と計画を立てました。さて、折角ロンドンまで行くのだから、他にもどこか行こうと思い結局、ロンドンとドイツ国内を回ることにしました。 当時、広島県福山市に住んでいましたが、「地球の歩き方」は手に入っても、ヨーロッパの時刻表がありません！（都内なら小さな本屋でもあるのに）。また、格安に行こうとすると、関西国際空港までの距離が障害になりました。当時、多くの旅行代理店が推す安い航空券は、早朝発ソウル経由の大韓航空等ですした。しかし、それに搭乗するには大阪で前泊しないといけません。そこのところが全く分かっていません！「四季の旅」社広島支店から非常によい提案をして頂いて、この旅をすることが出来ました。本来、日欧往復に、欧州内一往復の切符なのですが、 関空→ミュンヘン→ロンドン→ベルリン・・フランクフルト→成田・・羽田→伊丹。 と言うものになりました。私のわがまま通りになり、同じ空港をほとんど使わないのです。感謝感激でした。（しかし、その後四季の旅社は倒産してしまいました。） この旅は、ロンドンで友人に会う以外、一人での旅行。しかも、宿は予約せず、ユースに泊まる予定。また、海外旅行の経験は半年前に、妹のグアムでの結婚式に出ただけという結構無謀な旅行でもありました。 機材は、Nikon FE、Tokina ATX-280AF F2.8、SB-23 |
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先日スキーに行くのに寝坊した私は、朝が心配だったが、予定通りに関西国際空港に到着。「はるか」では、桂林に行く、長浜から来たおばあさんの、隣になった。海外旅行は２回目で、同じく中国だとか。元気だなー。秋にグアムに行ったと話すと、「南の島は戦争のイメージがあって・・」と言う。中国もそうなのだが、身近な方を亡くされたのでしょう。 ←関空の看板です 関空内は、どこへ行ってもガランとしていました。福山市内では両替が出来ない（ドルもないのだよ！）ので、両替所を探しまわった。全部現金に両替。とは言っても、日本円で１０万円ぐらいの貧乏旅行。ポケットに分散して収納。今では信じられないが、十得ナイフの持ち込みも何も言われなかった！ |
| 乗機の搭乗ゲートです→ 関西国際空港発・ミュンヘン行きルフトハンザ航空エアバスＡ３００。機内は小さいながら、がらがら。多くの乗客が横になって寝てしまいました。乗機はエアバスは、離着陸の時にものすごく揺れた。びっくりした！ 周囲の席は、空席ばかりが目立って、結構寂しい。後の方の席には、卒業旅行と思われる一団がいて、そこだけ少し賑やか。前の席は、ミノルタカメラの、ドイツ駐在になる方。名刺をもらったが後で手帳とともに紛失。ちょっと寂しげな感じの出国である。 |
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１回目の機内食で、とてもまずいパンがでた。どうやって食べるのと、近くのドイツ人の様子をみていたが、食べない。仕方なく、日本人スチュワーデスに聞いてみると、「ドイツでは、パンと同じように食べられていて、私も１度は食べたけど、ちょっと・・。」と敬遠気味。 ←日本との往復切符（機内にて） ２回目の機内食は、着陸寸前。洋食から減って行き、後の方のドイツ人は可哀想に和食。ようやく母国を目前にして「そば」なのだ！（ロンドンで待つK君は、「いいか、ヨーロッパからの帰りにJALの機内食でそばなんか出たら、涙出ちゃうんだから。」と、言っていたが。） 飛行機の現時位置が時々モニターに映された。ソ連の上を点々と移動しているのは、なんだか不思議だった。 |
| 最初のミュンヘン国際空港の売店で、絵はがきを買う。おいしそうなので、バーで１杯ビールを飲む。おかげでヒースローまでは、ぐっすり寝た。気がついたら、食事をあわてて片づけている。機内食を食べ損ねたが、食べたばかりだったけれど。機内は、すごく乾燥してのどが渇くのでコーラだけもらった。日本との長距離便に比べると欧州便は狭い。私は小さいので平気だけど、大柄だときつそう。 アムステルダムの巨大な宝石箱を通過して、真っ暗な海峡を渡り、次はロンドンの宝石箱。ヨーロッパの町は街灯？がオレンジ色。そんな中、白色の四角い広場がよく見かけた。照明は１個しかないから、運動場ではなさそう。 ヒースロー空港には友人Ｋが、迎えに来ているはずだが、いない！ミュンヘンから一緒の日本人学生君も、迎えが遅れていた。悪ければ宿を探さなくてはならないが、約束してあるから、勝手に動くわけに行かない。うーん。 かなりして、K君登場。ミュンヘンに着いたら、連絡ぐらい来るものと思っていたらしい。彼の車バグゾールは故障で、課長のカルディナセダンを借りてきていた。日本ではコロナだそうで、欧州ではオートマは珍しいらしい。同クラス欧州車の２倍はするという高級車なのだそうだ。 部屋が片づいていないとのことで、彼の家近くのパブに一人で放り出されて時間をつぶすことになった。客は数人でガランとしている。しばらくすると、酔ったインド系の客が近づいて話しかけてきた。英語の良くできない私との会話は、うまくいかない。そのうち、「私の知っている日本人に、君は似ている。彼は、ゲイなんだよ！君がそうだと言っているわけではないよ。」と、言って寄ってくる。オレは違う！！イギリスに着いていきなり、とんでもないことになった。しかし、突然放り出された知らない店で、出るわけには行かない。相手はかなり酔っぱらっていてしつこい！ 友人Ｋが登場すると、かの男は「何だ。友達を待っていたのかよ。」と怒り出す始末。本当にやばかったらしい。パブのマスターが、その男を呼び、何か説教をしていた。 さて帰り際、彼は、「good byは日本語で何て言うのか」と聞いてきた。教えると、私の手をしっかり握り、「SAYONARA」と、私を送りだした。「入ったらイギリス人と話してんだもん、びっくりしたよ！」と友人Ｋは言ったが、俺もびっくりしたよと、思いつつ友人Ｋの車に乗った。少し飲んだ後だったが、「イギリスでは、ビール２パイント捕まらないんだ」と。 セブンイレブンに寄ったが、友人Ｋはかの高級車を、「イギリスではそうだから」と言って、ＢＭＷ３クラスのバンパーを（ちょっとだけ）当てて駐車した。日本では出来ないよ！って |
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| ロンドン郊外の、彼のアパートの隣は、某候の鹿狩りの森で、朝に鹿の声で起きることもあるらしい。二人とも都心に生まれ育っているので信じられないことだ。 テレビを見ながら、「イギリスの天気番組は、明るい曇りとか、暗い曇りとか曇りに種類があって難しいんだ。」「イギリスでは、聴覚障害対策でコマーシャルまで文字放送。英語がちゃんと聞き取れないと便利だヨ。つい英語を見てしまう。」話はつきなかった。 翌朝家のそば。野生のリスが住んでいます→ |
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