Gallery 07-4 1996.02,04
ヨーロッパ旅行記!? 4日目です。 セブンシスターズクリフからロンドンで最後の夜。。 |
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真っ白の霜がおり、雪が降ったような朝。朝風呂派の友人Kのシャワーの音で起きる。その間、イギリス版ポンキッキのような、幼児番組を見ている。子供番組でもやっぱり英語だ!よく分からない漫画や、「教えて偉い人」のようなコーナーが、テンポよく次々に変わってゆく。ウゴウゴルーガに近いか?「日本人のお父さんとしては、こういうのを、自分の子供が見て、笑っているのを見るのが、結構腹が立つらしいよ。そして、そのうちに子供から、ニュースの第一報を仕入れるようになるんだって。」と、上司一家のはなし。うーん。そうだろうね、おとーさんは一生懸命エーゴを覚えようとしているのに、子供はいつの間にか順応してしまう・・。 薄暗く古い木製の、瀟洒な、食堂で朝食を取る。「イングリシュブレックファーストは、もうたくさんと言うほどの量がでるんだ。」とKに言われたが、そこまでの量は出なかった。それでも、コーンフレークとグレープフルーツジュース。そして、トースト、ソーセージ、ハム、卵、煮たトマト。結構な量。ここで、バイキングだが、ロンドンのYHもイングリシュブレックファーストだったと知る。煮トマトは、ヴィクトリア駅のコーヒーショップ、ロンドンのYHでもあったが、敢えて避けたのに、ついに我が皿に載る。どろっとしていて、何ともいえない。朝食を終え、散歩に出る。 |
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夜中に着いたので一体どんなところなのかよく分かりませんでしたが、こんな素晴らしいところでした。 ←朝のセブンシスターズクリフ だいぶ日も上がってきて、明るくなってきた。外には、泊まり客以外もだいぶやってきている。海沿いの丘を登っていくと、崖の上。右の青い屋根が泊まったB&B。 崖には、何の柵もなく、突然海へと落ち込んでいる。しかもその断崖絶壁は、石灰岩でできているから、先端はいつ崩れてもおかしくない。 B&Bからはがけの下に降りる階段が付いていました。(下りなかったけど。) |
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「おっかないよう」とか言いながら、先端の方へ行く。本当に怖い。途中にあった灯台の柵に捕まって、手を伸ばして断崖の下をカメラで一瞬のぞく。 がけの下!→ 海からの風は、とても寒い。ハイキングのような一団が丘の向こうからやってきた。服装が地味なせいか、田舎のおばさんを、そのまま若くしたような女の子や、背は高いのだが、ちっともかっこよくない男の子。なんだか、日本の田舎と同じ感じがした。50人ぐらいに、車椅子の1人が、わいわいやっている。一団はそのまま、B&Bのそばの駐車場に停まっていた、古くさいバスに乗ってどこかに行ってしまった。 |
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←ドーバーに差し込む陽 お気に入りのカットです。 このように柵がありません。この丘には羊が放牧されていますが、その先端まで行って草を食べています。怖いもの知らずだ。 |
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クリフとは反対側の丘→ 海と反対側は、まるで車のコマーシャルの様に、草の丘の上に一筋の道。(この道を来たようだ)この草の丘全部が、ラグビー場や、ゴルフ場のようなものだ。青いのは川です。 寒いので(そう!すごく寒い)、B&Bに戻ってお茶にする。紅茶と、スコーン柔らかいクッキーのようなもの。ジャムをつけるので、とても甘い。ほかの客の大型犬が、飼い主の一人のちびっ子を引きずって、鼻を鳴らして寄ってくる。スコーンが欲しいようだ。犬は苦手な友人Kは、迷惑顔。 |
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そのまま帰ると、早いので、ドーバーまでドライブをした。ドーバー港は、大陸へ向かう国際港。なので、日本では空港でよく見かける入国窓口がある。 「イギリスのやつらは、スキーに行くのに船に乗るんだ。」山が、イギリスにはないから仕方がない。「そして、1週間ぐらい行っているんだ。違うよね。」 ←ドーバー城二ノ丸? 港で少しブラブラした後、ドーバー城へと登城。「もう終わりだから、10£だけどいいよ。」と門番に言われて入ったが、「1人10£とは、よく考えてみれば高い!」 ごつごつした、石の塊の城は、緑の多い日本の城とは、やはり趣を異にしてはいる。戦を行うという目的のため、似ているところもある・・と、「信長の野望」フリークな二人であった。 |
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本当に時間がなく、駆け足で、塔に上がったりの見学をした。ドーバー海峡を挟んで、フランスが見えたような見えないような。日本の城のように、郷土資料がいっぱいではなかった。 海峡をにらむ→ 対ナポレオンではなく、バトル・オブ・ブリテンの名残。大型の対空砲と対戦車砲?ワトソン・ワット卿の「第三善を戦場に送れ。次善は遅れる。最善はついに完成しない」の名指導により完成した、防空レーダーでナチス空軍を撃退。「出来ることからやれ」ともとれる、その言葉は意味深いと思う。 |
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高速道路を飛ばして一路ロンドンへ。イギリスの高速(モーターウェイ)は無料。120km/h(正確にはマイル表示)が制限速度らしい。結構込んでいた。友人Kによれば、高速道路で工事をする時は、路肩を使い、必要があれば対向車線に車線を移すとのこと。そこだけ、120km/hの対面通行になるんだそうだ。怖い! 夕食に、中華料理を食べに出る。コースを選び、スープを追加した。ところが、とんでもない量が出てきてしまった。この旅行で、もっとも量の多い食事だった。残りを、持ち帰りにしたのだが、食べるのだろうか。 ←FAIR GAME (無届けなので斜線入れています) これは後日日本で入手した絵はがきです。ロンドンではデザインの異なるポスターが貼られていた。何のポスターか分からず、下着の広告だと思っていました。女優はシンディー・クロフォードなのでいいところは突いていたのだが。 その後、日本公開の時に観ました。 ロンドン最後の夜は、また友人Kの家に泊まる。 |
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